日本語ラップ!?

2023/10/27 UP | POSTED BY milestone

皆さん、こんにちは。milestoneの西岡です。

毎月末に配信しているプレイリスト『milestone sound library』supported by Spotify。こうやって過去の作品を並べて見ると#001や#002はクラシックな名曲が多かったので、やはりリスナーが多いと感じますね。それからマニアックな曲が増えてきているので、興味のない方も増えているはずです。汗

毎回コンセプトを決めて自分の好きな曲を選曲しリストを作る、いわばDJになって皆様のライフワークのBGMとして聴いてもらえる曲を選ぶこちらの企画も遂に10作目。

今回は、完全に自分の好みに偏っているため好き嫌いがハッキリと分かれるかと思います、笑。がしかし、自分の音楽遍歴を語る上で無視する事が出来ないのが今回のコンセプトは『日本語ラップ』。

アメリカで誕生したラップミュージックも遂に我が国のお茶の間にまで届くようになった昨今。そして私自身もその昔、日本語ラップの数々の楽曲に携わって参りました。幸いにも自身が参加した曲、プロデュースした曲がSpotifyにアップされているので、その辺りも併せて聴いてもらえると幸いです。

プレイリストを作るに際し、新旧を織り交ぜた曲順にしています。1曲目は今年解散したKANDYTOWNの名曲『Paper Chase』。Reebok社のPRとしても使われているこの曲はピアノループが印象的で、初めてこの曲を聴いた時に“洗練された曲やな”と感じたのを鮮明に覚えています。そしてGAGLEからKID FRESINO produced by JJJ, ANARCHYと渋いところで繋げていく。

REEBOK x KANDYTOWN 『GET LIGHT』

今の日本のヒップホップシーンを牽引している女性ラッパーAwichや、在米ハーフのラッパーMIYACHI, そして今話題のBAD HOPなど繋ぎつつも、韻シストのBASI, C.O.S.A, STUTS, JJJから… 僭越ながら『修波の波』を。 このブログを読んでいる方で、修波 (シュナミ)を知っている方は、“milestone 検定1級” 取得となります。かなりの上級者ですね。笑

“修波の波にもまれまれ420夜明けまで、修波サウンドはまれまれ何かを掴み取るまで!” 生前TERRY君が残してくれたフレーズは今も心に刻まれている。R.I.P TERRY THE AKI-06!

その後に当時JURASSIC 5に影響されていた自分はサンプリングを駆使しチョップして組み立てた“SINCE 1995”。大阪ヒップホップシーンを今も牽引している韻踏合組合の5thアルバムのタイトル曲となった『SUPERSTAR』コチラはPVにも出演していますw。

 そして3.11の前後にリリースされ、この曲で元気をもらえた方も多かったはずの名曲。同じく大阪、いや日本が誇るフッドスターSHINGO★西成の『頑張ってれば。。。』そして今年お声がけしてもらい久々にプロデュースさせてもらった、大阪のレジェンドMCs、MISTA O.K.I feat. GEBO『MUZICATION』コンセプトは我々にとっては、音楽(MUSIC)がコミュニケーションの手段(COMMUNICATION)であるという意味から作られた造語。

そして相方KATSUOと組んでいたプロデュースチームmaruhiprojectの作品でHI -KING aka TAKASEの『ふるさと』。ギターにはSKYLINE BANDのHIROSHI君とバックボーカルとしてANRYをむかえた曲。とまあ、とにかくマニアックな曲を並べさせてもらいました。

 

そこからはMICROPHONE PAGER、ROMANCREW, 瘋癲(FU-TEN)、EVISBEATS、などなど。ズラッと日本語クラシックをリストアップしています。

 

最後には盟友SHINGO★西成の『白目』。”ラップ”というカテゴリーには収まりきらない彼のポエトリーリーディングな曲。“人生てうまく行かないんだね、でも負けない。て決めた。サングラスとれば白目。” が頭に連呼する。メッセージ性が強く、言霊を感じる彼の曲はいつも心に突き刺さる。

それでは次回の作品もお楽しみに! みんなついてきてや!笑。それでは良い週末を。HAVE A GOOD WEEKEND!!

 

 

TOP / Blog