IPX(防水性能)について

2016/10/15 UP | POSTED BY milestone

いつも弊社製品をご利用頂いている皆様、並びに今後ご購入を検討されている皆様へ『防水性能』について、少しご説明させて頂きます。一般的にヘッドランプを含む電子機器には『防滴』と『防水』の2種類に分かれます。

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製品化させる前に、上記内容を判別させるため、”IPX”という防水検査を第三者機関にて行います。これは、一定の水量を本体に掛け、本体内部に水が浸入していないかをテストします。一般的にIPX4,5,6までを『防滴』とし、IPX7,8を『防水』と言います。


wikipedia参照

 

では、『防滴』の製品をどのようにテストするか?

まず、回転盤の上にテストしたい製品を置きます。少し離れた所からホースで製品に目がけて一気に水を掛けます。ホースのノズル(穴の大きさ)で水の出る量を調節し、テストしたいレベルを決めます。つまりIPX6の検査を行う時はIPX4の時よりも水の量は多くなるというわけであります。

 



次に『防水』の製品をテストするには?



こちらは、水を掛けても本体内部に水が入らないというのを大前提としているので水槽でテストします。防水テストの場合は水の量というよりも本体を水中に沈める『深さ』と『時間』で測定します。

 



長い前置きとなりましたが、現時点で弊社のラインナップとしてはIPX5、6レベルの『防滴仕様』のヘッドランプしかありません。勿論、パッケージや取扱説明書にも明確に記載しています。

 



呉々も正しい使い方をしていただければと思います。

 



また、今後はアドベンチャーレースやマリンスポーツなどハードな状況下でも安心して使っていただける『完全防水機能』を搭載した製品開発も進めていきたいと考えております。

 



長くなりましたが、引き続きマイルストーン製品をどうぞ宜しくお願い致します。

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