UTMF_2022を終えて

2022/04/28 UP | POSTED BY milestone

早いものでUTMF_2022(ウルトラ・トレイル・マウント・フジ)が終わってもうすぐ一週間になりますね。今年は3年ぶりの開催ということで楽しみにされていた方も多かったのではないでしょうか? 

天候により開催直前のコース変更がアナウンスされましたが、これも仕方がない。スタート会場に到着すると、全国のトレイルランナーが生き生きとした表情でスタート地点に集結している。

今年の4月からmilestoneアンバサダーの土井陵選手がTHE NORTH FACEアスリートとなり新たな出立でチームメイトと会話を交わす。とても新鮮な光景でした。

錚々たる日本のトップ100マイラーがスタートラインに並ぶ。

そしてカウントダウン、3、2、1、スタート!

一斉にスタートした。僕はランナーではなく、土井陵選手のサポート役に任命されたので、160kmのコース途中4ヶ所のエイドステーションにて待機し、選手が来ると下記の事をこなす。というミッションを行なってきました。

1)ジェルなどの補給食のゴミを出してもらう。2)ソフトボトルに飲み物を入れておき交換する。3)エイドで摂取するもの、また次のエイドまでの補給食を並べる。4)次のエイドまでの距離、時間を伝える。5)ヘッドランプのバッテリーの残量確認をする。これがルーティーン。

本来なら、6)エイドに滞在中の写真を撮る。があるのだが、今回は序盤からのスピードレースとなりエイド滞在時間は1分から3分のため、写真を撮る余裕は全くなかった。というのが実情。

レース展開はというと、後半の山中湖きららエイドステーションを出た選手達。このように西村選手が独走体制。次いで万場選手、土井選手、鬼塚選手。計画通りほぼオンタイムで走っているのにトップ2人はとにかく早い。そして強い。まだ先は長いけど我々の最後のサポートエイドを出る土井選手と握手を交わしゴールで待ってる!と伝えた。すると応援ナビに動きが出た。土井選手が2位に躍り出た!よしこのまま逃げ切れ!と心の中で叫び。ゴールで待つことに。

一番にやってきたのは西村選手。去年の11月にKAMI100でも圧倒的な強さとスピードで優勝したのを思い出した。今回もセルフエイド(サポートなし)で圧巻のレース展開。2位を寄せ付けることは全くなかった。タイムは18:15:32。

 

次に現れたのが、土井陵選手。

やった!頑張ってくれた。本当に嬉しかった。

ゴールシーンを撮影すべく、ゴール反対側にて待機していた僕を見つけた土井選手。

160kmの長旅を労いハグをした瞬間。YoutubeのUTMF Liveに映されていたようで僕がサポートしていた事を知っている友人から沢山のメッセージをもらいました。

ゴールシーンの土井選手。最高の瞬間でした。タイム18:45:45。

3位の万場選手は完全にノーマークでした。最後まで2位を走っていたんだからかなり強いですね。しかもまだ30歳とか?これから先が楽しみですね。

UTMF_2022のトップ3選手。今年は国内選手のみガチンコバトル。100マイルレースはドラマや展開が多くあり、正直誰が優勝するのか最後までわからなかった。日本トップ100マイラーの小原選手やウルトラの最重要人物、石川選手が参加。そして若手ヤングガンズの近江選手、中谷選手、下家選手などこれからも期待したいですね!

最後に記念撮影。笑

土井選手、良い思い出をありがとう。そして来年は自分もUTMFを走りたいけど、やっぱりサポートに専念しようかな?

 

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