俺たちのASO_2024

2024/05/14 UP | POSTED BY milestone

先週末に熊本県阿蘇市にて開催されました『ASO VOLCANO TRAIL 2024』に出店と出走してきました。

出店するための荷物が車に乗っているので、フェリーを利用することに。大阪発 → 大分別府行き。六甲山系を眺めながら19:05に出航。

日頃の疲れもあるのか、乾杯をして食事をした後はバタンQ。いわゆる撃沈でした。目が覚めるとそこには大分別府港が！レース用の補給食を買うべくコンビニへ。一本裏道へ入るとそこには長蛇の列が、時間に余裕もあるので近づいてみると、パン屋さんでした。

創業大正5年『友永パン屋』整理番号と注文したい内容を用意された紙に記す。とりあえず名物アンパン（こしあん）2個、そしてアンパン（小倉）2個、チョコフランス、チーズフランス、メロンパン、そして食パン。これ一人で完食しました。というのが、前に並んでいる人たちもアンパン20個とか普通に買ってました。小麦粉が違うんかなぁ。めちゃくちゃ美味しかったです。近くに行かれたら是非ともアンパン食べてみてくださいね！

そして会場に向かう途中。素晴らしい景色が！思わず車を停めてパシャリ。

会場に到着してからはブースを設営。ヘッデン、キャップ、グッズの他に、今週末から発売開始となるスリーブレスシャツ『DooBop Sleevless Shirt』や『dayBreak』シリーズを展示。たくさんの方にブースまで足を運んでいただきました。その中でも嬉しかったのが、谷口優一郎氏、通称：王子。

王子といえば、2年前に撮影した『Natty Shorts 5＿inchのプロモーションビデオ』の撮影でお世話になったモデルさんです。レアなTシャツを着てくれていて嬉しかった。

そしてあの土井陵選手も会場に、我々が出店をしているからと、道を隔てた『ASO MILK』さんのソフトクリームを買いに行ってくれたのだが、急いで帰ってくるも、あの足の速い土井さんでも暑さには勝てず、ソフトクリームが溶けてました。笑。土井さん！ありがとう。

前夜祭は大会メインスポンサーのASO MILKさんのビニールハウス内にて

コースディレクターの森本氏（左）とコースのポイントを教えてくれた阿部さん。実はこの方、ASO MILKの代表だったんです。凄く気さくな方でした。

そしてレース当日は、いつもの仲間たちと記念撮影。左からヨッシー、ユキ、ハルカ、カズキ、マキ、私、ノン、モト。

コースはというと、前半はとにかく気持ちの良いカルデラ大地を走る。この日だけのために牧場も開けてくれて特別な気持ちで走らせてもらう。

私と吉田氏は別々に走っていたのだが、A1, A2とエイドに入るのが同じタイミング。熱中症になった気がする！とスタッフに水場がないか確認すると、ここを下に降りると川が流れていると聞きつけた吉田氏は少し体を冷やしてから走るとの事で先に進むことに。

そこからA4エイドには先に吉田氏が入った。外気も下がってきて、体が冷めたのか、調子が上がってきたと。カレーライスを元気に食べている吉田氏。僕は完全に胃がやられていた。ドロップバッグがあるこのエイドでは少し長めに休んで気持ちを整えようと。

吉田氏が、”しっかり食べること”、”そしてロングレースは浮き沈みがあるし、また必ず復活するから！”と助言してくれて先にA4エイドを出て行った。アドバイス通り鶏そぼろご飯を少しずつ口に入れるも順位はどんどんと遅れていく。この時点で39位。ここまで過去イチといっても良いくらい上手くレース運びができたと思った。焦る気持ちはあるが、ここからは気持ちを切り替えて走ることに。ヘッデンを点灯させ、いよいよ夜の部がスタートする。

調子が戻ってきて、気持ち良く走っていると木の根っこに引っかかり、つまづき横転。脹脛（フクラハギ）がピキーンッて固まった。初めての経験で焦りまくりの自分に近づいて“大丈夫ですか？” “足、攣りましたか？”って声かけてくれた天使のようなランナーが後方にいた。汚れた靴の上から素手で足を伸ばしてくれるエンジェルトレイルランナーが後方にいたことでマジで助かった。いや、こんな方居るんやな、自分も見習いたいと思いながら、お礼を伝えて先に走ってもらう。

今度は両足の前太ももが攣りそうで、足が思うように動かない。後からスタスタッとくる気配がしたので、”顔も見ずにお先にどうぞ！”って伝えると、腰にパチっと喝を入れられる。誰やろうと思い顔を上げると、なんとあのYoutubrのガチオさん。今年の2月大阪マラソンのタイミングでウチのコンセプトストアでトークショーもしてもらったので交流がある間柄、そんなガチオさんに付いて行くしかない！このタイミングを逃したら、ゴールまでの道のりが長く、辛く、苦しいだろう。確か95km地点だったかな？お互いに話しをしながら同じペースで進めた。ガチオさんには本当に引っ張ってもらって感謝しかないです。最後は先に行ってもらおうと思っていたのだが、“一緒にゴールしましょう！”と言ってくれた。いやー最後の10kmを踏みしめながら共にゴール出来たのは一生の思い出になりました。ガチオさん！ありがとうございました。

総合結果：吉田氏24位、西岡51位でした。素晴らしい結果だったと思います！リザルトはコチラ

改めて、今回の大会主催者、プロジェクトメンバーの皆様、並びに関係各位の皆さまにお礼を申し上げます。阿蘇は素晴らしい！ボルケーノ、最高でした。

そしてゴールした日の夜に大分別府港→大阪南港のフェリーまで少し時間があるので、逆方向であるのだが、熊本市内にあるランニングショップ『ストライドラボ熊本』さんへご挨拶に。すると、店内に居たのが途中のトレイルで足を攣った時に僕を助けてくれた、あの天使のトレイルランナーが居たんです！こんな事ありますー？いやホンマに驚きました。