先日、富士山へ行って来ました。
今回は故:田部井淳子さんの企画でもある『登ろう、日本一の富士山へ:東北の高校生の富士登山』に参加させて頂きました。
田部井淳子さんといえば、女性で初めてエベレスト登頂に成功したり、世界7大陸の最高峰の山を制覇するなど偉業を成し遂げた登山家。
そんな田部井さんが東日本大震災で被災した高校生を富士山に1000人連れていく!という目標を掲げ、現在は田部井さんのご主人、息子さんがその意を引き継いでこの企画を継承されています。
今年で6年目のこの企画。
数ヶ月前。1本の電話がありました。
『未明から登山を開始するので、ヘッドランプはより重要な装備だが、参加する高校生に購入してもらうのは難しい』
『非常用の懐中電灯では山で使うには難点があるので、より使い勝手が良く、耐久性の強い商品を探している』というお話をある人を介して受けました。
『毎年ヘッドランプを提供するのではなく、今年登頂に成功した生徒から来年この企画に参加する仲間へ、メッセージをベルトに刻みタスキの様に受け継いでいきます。』とのこと。
素晴らしい企画だったので、東北の高校生の為にも是非協力したいと思い、即答で返事しました。
但し、条件として私達スタッフ2名もヘッドランプのコンシェルジュとして参加したいと伝えました。
結果、高校生達と一緒に参加させていただくことになりました。
初日、15:00頃に富士山五合目に集合。
濃霧のため、直ぐには登れず、その間にガイドさんから班ごとにマイルストーンのヘッドランプ:MSーA2が配られました。
電池の入れ方から、誤作動を防ぐロック機能まで高校生に操作方法を伝えます。
霧がおさまると一同、6合目に向けて出発。

5合目から20分程登ると山小屋があり、高校生達も長旅の疲れで安堵した様子。

直ぐに夕食。お腹が空いていたのか、皆あっさり完食していました。笑

午前2時起床。慣れない手つきでヘッドランプを装着。上下を間違えて装着している高校生も多かったですw。
女子の班と
男子の班に分かれて

合計7班に分かれて山頂を目指します。

とにかく、あたりは真っ暗。ヘッドランプの明かりが頼り(道しるべ)になります。

MS-A2はメインの電球色とサブの白色LEDから成り立っており、単三電池1本で稼働する超軽量ヘッドランプ。

長時間装着していても疲れないので、皆さん重宝しておられました。電球色の光が遠くから見てもとても綺麗な絵になっていました。

あたりは徐々に明るくなってきました。

男子の班も女子の班も

ひたすら頂上目指して登ります。途中休憩の際は笑顔が見れて

標高3000メートルを超え、


まるで鳥居が雲海を見渡している様でした。

途中、富士山名物の登山家に遭遇。このお方、『ICHI-METER』の様にご自身が富士山に登頂した回数を記載しております。その数、なんと1926回!?

1926回という事は、仮に週1回ペースで登っても38年は掛かりそうです。汗

途中、リタイア寸前だった最後の生徒を皆で迎え

無事に参加者全員が登頂。素晴らしい、感動の一瞬でした。
しばしの休息を終えて、、、、
途中、大雨と濃霧で先が見えない程でしたが、無事に下山することが出来ました。

今回、初めて富士山に登ることが出来ました。この様な機会を与えてくれました、関係者の皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。
また参加された皆様、大変お疲れ様でした。











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