milestone sound library vol.14 : BOB JAMES巨匠

2024/04/11 UP | POSTED BY milestone

皆さん、お待たせしました!今年に入って2ヶ月に一度の更新となりました『milestone sound library』今回で#014となります。

回を重ねるたびに選曲のマニアック度が上がるという事態に⁉︎ それでは今回もチェックお願い致します♪

90年代初頭、ヒップホップにどっぷりハマり、自ら音楽制作をはじめる。そこから元ネタを掘っていく、いわゆるアナログレコードを”ディグる”事になる。

ヒップホップには、様々なジャンルがあるのだが、ジャズをサンプリングした音源がとにかく好きだった。ピートロックラージプロフェッサーQ-TIPプリモ、往年のプロデューサーはMPC2000、ASR10、SP1200などの名機にジャズのフレーズを数秒間サンプリングしてループ(リピート)させる。そこにドラム、ベースを付け足して構成する。そんな90年代のヒップホップは正にゴールデンエラだった。

ちなみに僕はコチラのMPC2000を約20年ほど使っていました。笑

話を元ネタのジャズに戻そう。好きなアーティストを見つけては、アルバムを片っ端からチェックする。また、そのアルバムに参加しているミュージシャンの名前と楽器をチェックしては、そのミュージシャンをも深掘りしていく。

どこのレコード会社からリリースしているのか、また何年代が豊作だったのか?などなどアルバムジャケットの裏面に記載されている情報を一語一句逃さずチェックしていた。

楽器演奏が出来ない自分には”ジャズ”は、難しく少し敷居が高かったが、70年代のジャズは違った。ヒップホップのドラムブレイクがあったり、心地の良い上ネタが多かった。その中で個人的に重要人物が『ボブ ジェームス』

彼の音楽無しにヒップホップは語れない。おそらくジェームス ブラウンに次ぐくらいヒップホップ音源に最もサンプリングされたアーティストといっても過言では無い。*西岡調べ

ジャズを細分化させるなら“フュージョンジャズ”時代の『RHODES』(ローズ)という楽器が彼のトレードマーク。その心地良い音色に魅了され彼の世界に浸る事に。またアルバムジャケットのデザインワークもとにかくナイスな訳で…見て、聴いて、感じて、楽しめるアルバムが本当に多かったです。

一枚の写真を使い、表と裏で使う手法。

これはmilestoneのカタログの表紙、裏表紙でも使う手法。こうやって音楽だけじゃなく、デザインもこの時からすでに好きだったなと。

遊び心が凄くあって、温もりを感じますね。

そんなボブジェームスの音源をリリースされたアルバム年代順にコンパイルしてみましたので、スタイルの変化と共にチェックお願い致します🤲

追伸: 最後に『friends』という曲(アルバムLUCKY SEVEN第7作目:てんとう虫の黒の斑点が7個あったり、表と裏でてんとう虫が7匹いてたり)の歌詞が泣ける。Neil Jasonの声、メロディ、その裏でボブのrhodesが沁みる。最高ですね♪

歌詞はコチラ。

It’s so good

That after all these years

That, we can share something more than just tears

Someone like you should always be around 

Though lift up my spirits when they’re falling down

It’s very nice to have a friend

Oh, someone to talk to some good time to spend

Someone to lean on when the road bends

Oh, it’s very nice to have a friend

 

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