ヨーロッパ弾丸ツアー ~芸術事情~
2016/07/15 UP | POSTED BY milestone
前回のブログに続きまして、今回が最終章の芸術編。
*ヘッドランプやアウトドアの事には触れていませんので悪しからず。
海外に行くと、時間を作って必ず行くのが美術館。『今』のアートを体感しに行きます。先ずはオランダ。アムステルダムの街の真ん中で開催されていた、
『WORLD PHOTO PRESS~国際報道写真展~』
過去にも一度行ったことがあるのですが、ココには強烈な写真が並んでいます。先ずは、宣伝用のポスターとして町中に貼られている写真。
格好良すぎます。いや、しびれますね。この写真の前に数分間、立ち止まりました。職業柄、私もこのような写真が撮りたいと痛感しました。 このお方、GOLD MINERらしく、8人の労働者をまとめているリーダーのよう。しかし、この目つき、鋭いですね。
ポスター用に縦の扱いになってしまいましたが、元版の構図はこちら。
こちらの方が断然良いですね。
他によかった写真を数点。
刺激を貰いました。
そして、こちらは宿泊していたホテルの最寄駅前。凄いオブジェで、遊び心満載ですね。
また、公園に行くと、自然に斜めに生えている木。これに誰かが彫刻で作ったモノを添えているわけです。面白い!の一言です。
場所は移って、こちらはフランスのリヨン。
街を歩いていると、とあるアパートからクラシック音楽が爆音で鳴っていて、『これは隣人からクレームが入るのでは!?』というぐらい爆音なので、勝手に心配しながら、色んな人が居てるなぁ~・・・と考えながら歩いていました。
今度は、とあるバーの前で仏産ヒップホップが流れていました。俗にいう『BLOCK PARTY』というやつですね。個人的に好きなジャンルなので、立ち止まりその雰囲気を楽しんでいました。
さらに歩いていくと、今度はとてつもないベース音が町中を響かせていて、『これは!?』と思い、音の鳴る方へ進んでいくと。原因がわかりました。コレです。↓
この強烈なサウンドシステムを2セット設営し、公園でダンスパーティーをやっていたわけです。
たまたま通りがかった、幼稚園児も爆音に驚き、参加してました。ここに園児を連れてくる先生方もすごいなぁと、日本ではありえない光景。ほのぼのとした空間。
DJは本格的なラバダブで、辺りを盛り上げていました。
街の徘徊が終わりに差し掛かった時、空を見上げると飛行機雲でト音記号が作られていました。
なぜ、こんなに音楽がながれているのか? と歩行者に聞いてみると、6月21日はフランスの『音楽の日』、つまり『音を楽しむ日』で、国が認めた祝日だそうです。なので、ジャンル、人種、国境も関係ない。とにかく音を楽しむ。
こんな素晴らしい祝日、日本に出来たら良いのになぁ~と思うが、保守的な日本には、まだまだ先になりそうですね。とにかく芸術を体感できたヨーロッパ弾丸ツアーでした。
*たまにはこのような内容のブログも書いていきたいと思います。