第30回:おしえて!マイルスト~ン「ふりかえるから、わかること」
2025/06/25 UP | POSTED BY milestone
この連載は、milestoneの三人(西岡・吉田・ハルカ)の話を(#水曜ぶどう坂練 で出会った)ライターの萩原が聴いて、深堀りしていく架空のポッドキャスト番組です。
西岡(以下、西):皆さん!こんばんは!milestoneの西岡です。
吉田(以下、吉):吉田です。
大森(以下、遥):ハルカです。
萩原(以下、萩):それでは、今月も宜しくお願いします。
・イベント盛りだくさん
西:このコラムがアップされるのは「RUN+MUSIC vol.2」の三日前になるのかな。ちょうど練習を重ねている頃だと思います。先月お話したmilestone TERADACHOの二周年祭が6月28日(土)29日(日)に行われます。ハギも来てくれるのかな?
萩:もちろんです。二日とも参加の予定です。
遥:セットリストの違いが楽しめますね。
西:二日間来て頂いても楽しんで頂ける内容になっていますので。チケットは公式オンラインにて発売中です。
西:今日はまず、土井さんの本が出たということで、そのことをお伝えしたいと思います。「山岳ランナー土井陵 王者の称号」(平凡社)です。著者の千葉弓子さんは「GRANNOTE(グランノート)トレイルランニングと旅と山と」というウェブメディアを主宰されていて、私も以前に連載「山物語を紡ぐ人びと」で取り上げて頂きました。その際の記事はコチラから。ここmilestone TERADACHOへ来てくれて、その際は藤巻翔君に撮ってもらいました。取材ではライターとカメラマンのセットでよく一緒に動かれているようで。
遥:本には初めての100mileレースから、どういう経緯を辿ってTJARに出るに至ったか、という辺りも書かれていますね。幼少期の写真も載ってるし、BAMBI100のことも。西岡さんの写真も使われてるんですね。
西:お役に立てて光栄です。いつも仲良くさせてもらっているけど、本が出るってすごいよね。出版を記念して7月2日(水)にトークイベントをmilestone TERADACHOで行います。本も販売するし、サイン会したり写真も撮って頂けるかと。申込はモシコムから。
吉:土井ちゃんのトークイベントは二回目になりますね。前回はTJARを二連覇した時でした。
遥:今回はもう少し広めのお話が聞けそうですね。「王者の称号」を手に入れた後、その先に何を目指すのか、みたいなところを聞いてみたいですね。今後の土井さんに興味があります。
吉:きっと本の内容に合わせて、きっちり準備してきてくれるんじゃないかな。僕がお相手をさせてもらうんですけど、前回はほぼ相槌を打つだけでしたから(笑)
西:質問タイムも設けますので、色々答えてくれると思います。
吉:土井ちゃんのイベントは人気なので、前回も1時間くらいで一杯になってしまいましたね。
西:お早めにチェックして頂ければ。
西:続きましてのイベントは、7月12日(土)に二上スパイスさんがやってます。
遥:毎年来て頂いているので三回目ですね。
西:我々の中では定番のイベントですね。今年もインドにカレー修行に行かれてたので、その成果を発揮してくれるのではないかと思いますよ。
吉:いつもテーマを決めて作り込んで来てくれるので楽しみですね。
西:オープン前にはジョギングクラブも開催するので、走ってお腹を空かせてからカレーを楽しんでもらえれば。ビールやワインも一緒に。
西:さらに7月25日(金)から27日(日)の三日間「OMM LITE/BIKE HAKUBA,OTARI」に出店して出走もします。今回は男女混合チームで西岡、吉田、萩、マッサンにハルカを加えて5人体制でバイクに出走します。チームの結束を高めるために、maunawearの阪東画伯に直々に書き下ろしをお願いしてチームシャツを作ろうと思ってます。現地で見かけたら、声掛けて頂ければ嬉しいです。
遥:出来上がりが楽しみです!
西:冨士灯器の創業当初の商品も載っているみたいです。
吉:カーバイドランプからMS-i1までですね。
西:半袖にするのか長袖もできるみたいやね。
萩:悩みどころですね。7月の暑さからすると半袖なんですけど、でも山で使うなら長袖も捨てがたい。
遥:OMM BIKEでは、裾ヒラヒラさせながら着てる山シャツがカッコイイなと思って憧れてました。
吉:前を開けて、シャツをはためかせてるよね。
西:バイクとの相性が良いよね。それはさておき、7月の新商品は無いんだっけ?
吉:今月はスッポリ抜けてます(笑)6月にイベントを詰め込み過ぎました。
西:実はサンプルが上がってきたのでここで初披露したいと思います。ここだけの話、かなり良い仕上がりです。8月に数量限定でmilestone TERADACHOにて受注会を行う予定です。詳細は後日。
・2025年上半期のお気に入り
西:ちょうど2025年も半分過ぎたということで、上半期を振り返ってみようと思います。今年よく使ったアイテムは何かあるかな?
吉:僕はコレですよ。今も被ってるキャップのMSC-022です。
西:確かによう被ってはるわ。気に入ってるの?
吉:いつも被ってるでしょ。めちゃめちゃ気に入ってます。自分のようなビッグヘッドでもスポッと被れて、後ろのストラップの一部がゴムだからフィット感も高いし。ロゴが主張し過ぎないから普段でも。
西:ファッショニスタ吉田が、普段着にも合わせてるわけやね。
吉:実はまだ買ってなくて(笑)サンプル品の4色のうち、3色を借りて使わせてもらってます(笑)
西:俺は辛うじて黒だけは取り返したけど(笑)
遥:中でもお気に入りのカラーは?
吉:意外とカスミグレーが使いやすい。富士五湖ウルトラマラソンのレースでも使いました。
西:キノコ狩りにも使ってたよね。サンプルやのに(笑)
吉:ナメコの滑りが付いてカピカピになりましたけど(笑)洗濯すれば大丈夫です。
遥:私はUP-SWING Rain HoodyとRain Pantsですね。GWに行った大峯奥駆道、5月末のT.D.T100、6月の中辺路でも雨に降られることが多くて活躍しました。Mt.FUJI100でもレインウェアの上下は必携品になっているので持って行きました。夜はマイナス3度になっていたので防寒として使いましたけど、寒くなくて安心感がありました。
西:何色を着てたっけ?
遥:アイスグレーです。
西:アイスグレーとセージグリーンに続いて、いよいよグラファイトブラックの在庫も無くなってしまいます。レースで沢山の方に着用して頂いてるのを見掛けて有難いよね。
吉:次は、8月末に再入荷しますので。
萩:買いそびれてますけど、9月の信越五岳には間に合いますね!
遥:信越はほぼ毎年雨が降りますからね。
萩:僕はOnion Hoodyの新しい使い方を、小辺路を歩いてる時に発見したんです(笑)大したことじゃないので、僕が知らないだけで既にやっている人もいると思うんですけど。
西:何なに?
萩:走る時は、トレランザックの上からウィンドシェルを羽織るっていうのをよくやりますよね。暑くなったらすぐ脱げるように。でもザックがもっと大きいハイキングの時には、それが出来ないですよね。だからザックの下でウィンドシェルの背中が汗でビショビショになります。そうならないように、背中の側を前にして着ると、風を防いで歩くことができるんです。
遥:なるほど。それなら、いちいちザックを下ろさなくても、歩きながら脱ぎ着もできますね。
吉:すいません。オニオンフーディも絶賛売り切れ中です。けど、新色2色を加えて、8月の盆明け以降に発売の予定です。
西:ロイヤルネイビーとアッシュグレーの新色を追加します。
吉:これまでイエローやオレンジの明るい差し色を出しましたけど、今回は落ち着いた色味です。
萩:もう発表していい情報ですか?(笑)良い色だし、これは定番入りするんじゃないですか。
西:反応をみて考えましょう。じゃあ、今日はこの辺で…
吉:いやいやいや(笑)西岡さんのお気に入りは?
西:僕なんてホンマに全部よく着てるから、決めかねるんやけど。ひとつ上げるならマイナーアイテムかもしれんけど、アームスリーブ。奥信濃100でも使ってた。
遥:私もT.D.T100では日避けのためにずっと使ってました。生地も薄いですしね。
西:アームスリーブはオレノさんに作ってもらってるんでロゴも入ってるんですけど、milestone仕様の特別なカラーにしてもらってます。走り始めたらすぐに暑くなるから、ウインドシェルを着るまでもない時ってあるよね。冬のフルマラソンだとスタート前は必須やし、暑くなれば手首にシャっとずらせばいいし。もっと暑ければ外せばいい。
萩:寒暖差に対応できる便利なアイテムですよね。
西:寒がりやし、アームスリーブがあると安心する。
吉:生地が柔らかいから手首にあっても汗拭きになるし。
西:伸ばした時も破れる心配がないし、ズレることもないから本当に優秀。脚用にレッグスリーブも作ろうか(笑)スタート前に穿いてて、暑くなったら足首までシャっとずらす(笑)
吉:ロングレッグウォーマーやね(笑)
遥:ルーズソックスみたいになりそう(笑)
西:じゃあ、脱げるようにファスナーを付ける?(笑)
冗談はこれくらいにして、下半期も引き続きよろしくお願いします。それでは、さよなら。
吉:さよなら。
遥・萩:さよなら。
今回は新商品の紹介ではなく、イベント情報とそれぞれのお気に入りアイテムを紹介しました。今月も来月もmilestone はイベント目白押しですが、動き続ける三人にとって、ここが改めて振り返ったり、思い出したりする機会になるのも良いかな、なんて勝手に思ったりしています。
トークショーまでに予習をしようと、早速、土井さんの本を購入しました。家族からの目線、ライバルからの言葉、知らなかった一面を垣間見ることかできました。そして何よりトレイルランニングというものの面白さが詰まっていました。暑さで寝苦しくなってきた夜を、読書でしのぐのはいかがでしょうか。
文・構成/萩原 健