第35回:おしえて!マイルスト~ン「地図とコンパスと… 」

2025/11/25 UP | POSTED BY milestone

この連載は、milestoneについてのアレコレを、三人(西岡・吉田・ハルカ)に(#水曜ぶどう坂練 で出会った)ライターの萩原が聞いて深堀りする、架空のポッドキャスト番組です。

山の紅葉が深まってきた今日この頃。日が落ちるのも早いですが、「明かり」は足りてますでしょうか?

萩原(以下、萩):今月は何についておしえてもらえるんでしょうか?

西岡(以下、西):地図とコンパスと…

大森(以下、遥):マイルストーン ! 『milestone』といえば、ヘッドランプですね。

吉田(以下、吉):お客さんから多種多様なお問い合わせを受けてる中で、いちばん多いのがヘッドランプについてなんです。

萩:種類もあって、それぞれに機能が詰まってるし、初めての人が選ぶのは難しいですよね。

吉:「どれを選んだらいいのか分からない」という方には、ひとつずつ機能を電話でご説明させて頂くこともあるんですけど(笑)、今一度、現行商品のラインナップと位置づけ、どんなシーンで使ってもらおうと思って作ってるのか、仕様や使い方をお伝えしようかと。

萩:問い合わせする前に読んでもらえるように、わかりやすく書かないといけないということですね(笑)

吉:メールに「こちらをご覧ください」とURLを貼り付けて返そうかと(笑)

遥:まさに「おしえて!マイルスト~ン」ですね!

吉:実際に、沢山あるキャップの違いについては、第2回「同じ頭につけるもの」を読んでみてほしいと、ご案内してますよ。

 

・MS-i1 エンデュランスモデル 

 

萩:さて、どれからいきましょうか?

吉:まずは、MS-i1からかな。

遥:フラッグシップですもんね!

吉:エンデュランスモデルとうたっているので、位置づけとしては長距離を走るためのモデルになります。オーバーナイトするロングレースで使用したり、一晩中動き続けるような山行をする方に使っていただくために開発されたモデルです。

西:いわゆるウルトラと呼ばれる100キロや100マイルのレースやね。

吉:ほかにも最近ではランだけじゃなくて100キロウォークとかされる方もいてはるので、そんな方にも良いと思います。

西:それはMS-K1でもいけるかもやけど、MS-K1の話は後にしようかな。

遥:何日も長期に渡る縦走登山に選ばれる方もいらっしゃいます。やっぱりバッテリーが長持ちするから。

西:なんといってもこのヘッドランプは、長時間使用できること、そしてそのバッテリーがスマホで使えるモバイルバッテリーになるということろが最大の特長です。

吉:milestone TERADACHOで接客する時には、TJARでの土井陵選手の使い方をこっそりお伝えしています。まず、このバッテリーの予備を何本か用意しておく。ヘッドランプ用に一晩使うと必ず少し余るので、日中に携帯を充電するために使用する。二日目も夜もまた新しいバッテリーを使用して残りで携帯を充電する、という使い方ができますよと。

西:既にみんな知ってくれてると思うけど、milestoneのヘッドランプは電球色っていうのが特長なんよね。オレンジ色の光は、霧が出た時に光の抜けが良くて、光の透過性に長けてるんよね。

萩:白色LEDとの差別化や電球色についての詳しい話は、第1回「milestoneはヘッドランプメーカーです。」で、教えてもらいましたね。カーバイドランプから始まる歴史、土井さんと開発したMS-F1トレイルマスター、そしてMS-i1に至るまで。

西:MS-i1は白色と電球色のLEDが同時点灯するミックスになっていて、ガスった時には重宝する自然な光になっています。

萩:初めての1,000ルーメンは、明るくてびっくりしましたよ。

西:当時、四桁は無かったからね。

吉:トレイルマスターを開発してた頃、西岡さんはまだ走ってなかったですよね。トレランを始めて、トレイルを走るときってこうなんやっていうのを実際に体感して、理解し始めた頃に出したモデルなんですよね。MS-i1は光の強さが65、260、480、1,000ルーメンっていう4段階のループになっていて、その設計がロングを走ってる人はちょうど使いやすいと思ってもらえてるのかなと。

西:トレランに特化してるということは、頭に付けたまま走るということやから、重量のバランスであったり、点灯時間と明るさのバランスとか、バランスが良かったから受け入れられたのかなって思います。あと値段のバランスもね。

遥:トレイルマスターは黒くてメカっぽさがありましたけど、MS-i1になって丸く柔らかい印象になりましたよね。

西:それも良かったよね。ベルトのデザインはUTMFの高低図がモチーフになってて、杓子山や天子山地も入ってます。それにしてもロングセラー。4年前に発売してから息の長い商品になってる。

遥:一つのギアで4年って長いですよね。

西:良いところやこだわりポイントは沢山あるんやけど、逆に問い合わせをもらうこともあるよね。

吉:トレイルマスターはIPX5だったんですけど、MS-i1はIPX4なんです。

萩:IPXって何ですか?

遥:防水性能を表す国際規格のことです。IPX8は継続的な水没に耐える。7が一時的な水没。6はあらゆる方向からの強い噴流からの保護。5があらゆる方向からの噴流。4は水の飛沫からの保護です。

吉:雨くらいの飛沫なら大丈夫です。ただ僕の場合、台風の時に走ってると動作がおかしくなったことがありました。

遥:ボタンの隙間とかから水が入ったんですかね。

吉:じゃあ台風の時は使えないかというと、台風のTJARを走った土井ちゃんは問題なかったし。100%大丈夫とは言い切れないというのはあるかな。信越の豪雨でおかしくなった場合もありましたし、もちろん信越走っても大丈夫な人もいます。

遥:他社メーカーでもそういうことがあるんですかね?

西:あると思うよ。

萩:だからこそ、何かあった時のために、予備ライトがレースの必携品になってる訳ですよね。

西:乾かして大丈夫な場合もあれば、電子基板が入ってるから、そこに水が入ると悪さする。それはうちだろうが他社さんだろうが。

遥:点灯しない原因のベストスリーは、

1)ロックが掛かっている。

2)キャップがゆるい。

3)電池を逆に入れている

です。もし点かないなと思ったら、今一度、その三つを確認してもらいたいです。

西:milestoneのすべてのヘッドランプには、誤作動防止のロック機能がついてます。他のメーカーさんは付いてないものも多いんだけど。ザックの中で知らないうちに点灯してて、いざ使おうおうと思ったら電池がなくて点かない、ということを防ぐための機能なんです。

遥:スイッチ押してもチカチカするだけで、点灯しないんですって言われることがあります。

西:それは、ロック掛かってますよ、のサインなんですよね。Gシリーズの場合は、ボタンが光るんですけど。スイッチ長押しでロック解除できます。

西:MS-i1のバッテリーケースは、水の侵入を防ぐためにダブルパッキンになってるんです。その分、キャップを回す回数がバリ多い(笑)。これ以上回らないところまでしっかり締めてはじめて通電するんで、それは安心だから良いと思うんやけど。

吉:キャップが原因というのがいちばん多いですね。キャップだけに、帽子メーカーやから。

萩:(苦笑)

西:君、上手いこと言うね(笑)

吉:それだけ気密性を高めているのは、逆に言えば、このバッテリー単体だと水に弱いんですよね。交換用の予備バッテリーは、皆さんジップロックに入れてくれていると思うんですけど、結露したままだと中が錆びてしまいます。放置せず乾燥させることを意識してほしいですね。

西:替えのベルトありますか?というお問い合わせもあるんですけど、ベルトはオンラインサイトに載ってます。個別でご連絡頂ければ、クリップやパーツの販売もしますので。

萩:ベルトを売ってるの知りませんでした(笑)

遥:バッテリーのMS-LB3が「充電できないんですけど」ってお問い合わせもよくあります。

吉:あるよね。付属の純正ケーブルを使っておられないことがあるんです。iPhoneのUSB Type-Cのケーブルだと充電できないんです。

遥:純正ケーブルは、充電だけじゃなく「給電」もできるケーブルなんですよね。

吉:同じType-Cの口だからといって、どんなケーブルでも出たり入ったりできるわけじゃないんです。なので、この純正ケーブルを間に通せば使えます。

西:この純正ケーブルを使ってMS-LB3バッテリーでスマホを充電する。これがいちばん軽いよね。

 

・MS-J1 ルートファインダー

 

吉:MS-i1と同じバッテリーを使用できる兄弟モデルがMS-J1。同じくエンデュランスモデルとして作られてて、ルートファインダーと名前が付いているハンディライトです。

萩:第11回「その先を照らすもの」で名前の由来になったフィールドテストの話をしてもらいましたね。

吉:MoonlightGear大阪店のメンバーがハイクで使うのに良いと推してくれてます。バッテリー自体が水に弱いから、バッテリーケースとして持ち歩くと安心だし、ハンディライトでもあるという二役兼ねられるから荷物を軽量化できる。ナイトハイクの楽しみも広がると。

遥:照射距離は約150メートルと説明書には記載がありますね。

吉:体感ではMS-i1よりもっと光が飛ぶ感覚があるけど。

西:ちなみに、この溝はなんのためか分かるかな?

吉:滑り止め?

遥:向きがわかるように?

萩:ただのデザイン?

西:正解は、放熱のため。アルミ樹脂は熱が伝わりやすいから、表面積を広くすることで熱を逃がしてます。1000ルーメンにしてると熱を持つので。豆知識です。

 

遥:電池残量が分かるのも良いですよね。最初はスイッチが緑色に光って、80パーセントから減っていくと黄色に変わります。残量20パーセントで赤色になります。

 

・milestone x paagoworks  RUSH Light 2.0 

 

吉:続いて、MS-i1+RUSHLight 2.0も紹介しておきましょう。リニューアルして今年の3月に発売されました。

萩:第27回「知ってる人は、知っている?」ですね。まだ記憶に新しいかと。

吉:通称「コシヒカリ」と呼んでいるウエストライトです。ヘッドランプにプラスして、より足元に近い腰の位置に光があることで、安心して走ることができるというアイテムです。

遥:1.0からは大幅に収納がアップしましたよね。背面にはペットボトルも入ります。

吉:これは特に新情報はないかな。

西:あるよ! ちょうど、山の中にいた時の話だけど、あれはいつだったかな?

遥:社員研修で北アルプスへ行ってた時ですよ!

西:そっか。お客様からメールを頂いてて。「このサイドの穴は、もしかしてコードを通すためでしょうか?」と。

萩:確かに実際に穴がありますね。

西:以前のRUSHLight1.0は両方ジッパーになってる間からコードを出すようになってたんです。だから今回の2.0も同じようにして、イメージ写真や物撮りもモデル写真も撮ってて。そしたら、そんなメールが来て。目から鱗ってこういうこと?っていうくらい「ああああ!」と。そのとき初めて、サイドの穴の存在に気づいたんよ。

萩:なんと(笑)

吉:もうそういうもんとしてセットしてるから、ええんちゃいます?って僕は言うたんです。

西:そしたら、この穴は何のためやねんってことになるから。パーゴワークスさんは開発してるうちに、ここに穴があったら便利やんと思ってやってくれてたと思うんよね。ただ俺としては聞いてなくて、ちゃんとやり取り出来てなかった。ヨッシーがお客さんに電話したけど、山の中で電波も悪いし話がこじれそうになって。

遥:パーゴさんへ確認の連絡すると、「コードを通すための穴です」ってすぐ返事がありましたね。

西:だから「ご指摘有難う御座います。パーゴさんに確認したら、これが正しい穴でした。言ってもらえて良かったです」と。すぐ写真も撮り直して、ウェブサイトの写真も差し替えました。

萩:それはとても有難い問い合わせでしたね。

 

・MS-K1 ハイブリッドモデル

 

西:そして、MS-K1です。この子は乾電池と専用充電池が併用出来るハイブリッドモデルやね。MS-i1と同じレンズを使ってるんやけど、サイズ的にそこまで小さくないのは、1.5ボルトの単四電池乾電池が3本入るから。

西:これは、どこのメーカーも絶対に作っています。なぜならそれは、明るさとバッテリーの持ちのバランスが良いから。

萩:生活の中で乾電池を使うことが減ってきましたよね。

西:他のモデルと比べると沢山数が出るわけではないけど、一つは必要かな。これが無くなると乾電池を使うモデルが無くなってしまうから。Aシリーズという乾電池1本で稼働するタイプも惜しまれつつも無くなってしまったんよね。充電式は便利なんやけど、災害時に充電できないと困るので。

萩:山小屋でも乾電池は売ってますもんね。両方使えるものを持っておくのは、いざという時のためのリスク回避の一つですね。

西:災害時はスマホも充電したいやろし。乾電池も絶対要るから。そういう意味でも、このモデルは残そうと思ってます。

吉:根強く支持されてますね。縦走登山される方やキャンパーの方にも。軽さを求めてGシリーズを選ばれる方もいてはりますけど。

遥:最大光量620ルーメンの30%になるというエコノミーモードで約8時間点灯可能です。重さもMS-i1とGシリーズの間くらいのバランスですね。

萩:明るさもそれなりにあるし、持ちもそれなりに良くて幅のある使い方ができるモデルですね。第19回では、意外と乾電池の方が長持ちするっていうのを教えてもらいましたね。

 

・Gシリーズ MS-G2、G3、G4

 

西:さて、お待ちかねのGシリーズです。MS-G2はベストセラーかつロングセラー。発売開始から長い。もう長老やね。人気の理由は、広角ワイド照射、軽量、点灯パターンが多彩、そしてディミング(無段階調整)機能があります。

萩:Gシリーズについては、第7回「Gって何のG?」で教えてもらいましたね。

西:MS-G2の発売当時は、まだ世の中に軽量なライトがあまりなくて。PETZL社のイーライトをエマージェンシー用としてみんな持ってて、あれが非常用ライトの定番やったんよね。これくらい軽く小さくてもメインライトになるくらい明るいのは、画期的だったんじゃないかな。

吉:軽さをうたいたいがために、ヘッドバンド無しの重さを表記してますからね。

西:そうそう28グラムね。

吉:未だにMS-G3やG4の半分くらいの重さなんですねって言われます。ハルカも騙されてましたよ。

遥:お店のポップにも28グラムと書いてありますから。騙されてました(笑)

西:それはバンド無しの場合の重さとなっております。ご了承ください。クリップが付いてるから、キャップのツバに差したり、バンドを使わないお客さんもいらっしゃいますから。milestoneのヘッドランプの中で、赤色点滅があるのは、唯一この子だけなんです。赤色が点灯するのはGシリーズのみなんですけど。赤色はどんな時に使いますか?

遥:テン場でライトが明る過ぎると、周囲に迷惑掛かるなって時に使ったりします。

萩:山小屋で消灯後にトイレ行く時には、赤色にするのがマナーと言われますよね。

吉:魚は赤い光が見えないと言うし、あと虫が寄ってこないです。

西:虫対策ね。それは大きいよね。

遥:MS-G2には、モールス信号で赤点滅するSOS機能もついてます。

吉:接客するとき、Gシリーズの違いもよく聞かれるんです。MS-G2は街灯のある街ランや峠走とか薄明りの場面で使ってもらうのに良いです、と言ってます。広角である代わりに照射距離が35メートルと短いんです。もし夜間のトレイルでスピードを出して走るとなると、少し暗いなって感じると思うんです。

萩:トレイルの下りは明るさが欲しいですよね。

吉:トレイルでナイトランをする際、一晩中でないなら白色のMS-G3か電球色のMS-G4。例えば50キロくらいのレースで最後の1時間くらいは夜になるから、ザックにヘッドランプを入れておく必要がある場合。軽くて小さい方が良いから。確実にガスが出るようなハセツネとかは、電球色のMS-G4。ロングトレイルを歩かれありテン場の時間が長い方も電球色ををよく選ばれます。

西:テン場では柔らかい光だと雰囲気良いからね。

遥:明るさの数値だけで比べるなら白色のMS-G3が420ルーメン。電球色のMS-G4が380ルーメン。山では電球色の柔らかい光が好きなのでMS-G4を使ってます。でも買う時に悩みました。どっちにしようかって。そもそも、どうして二つ作ったんですか?MS-G2は2色切り替えなのに。おしえてください!

萩:たしかに! それは聞いたことがないですね!

西:実は、milesitoneのヘッドランプには1モデル1カラーっていうセオリーがあるんよ。本体カラーの色違いと作らないと決めていて。他社を例に出すと同じモデルでブルーやレッドやブラックなど外側の色違いがあるわけ。それが普通なんやけど、うちは一つのモデルに一つの役割があってカラーも一色というスタイル。アウトドアショップ側からしてもカラー展開があると大変なわけ。それだけ在庫を抱えなあかんし、メーカーとしても在庫持たなあかん。俺としては、それはちょっとちゃうなと思ってて、いちばん最初のAシリーズからそのスタイルを続ける。けどその代わり、白色と電球色の両方のモデルを出してきたんよね。

吉:例えば、MS-A6が白色でMS-A7が電球色とか、MS-H1が白色でMS-H2が電球色とか対になる形で、これまで出してたってことですよね。

遥:なるほど、ということは白色も電球色もあるMS-G2が逆に珍しかったってことですね。

萩:自分もMS-G2からしか馴染みが無かったので知れて良かったです。

遥:このMS-G2のベルトの柄って何なんですか?

西:すごく良いデザインなんよ。MS-G1で見るとわかりやすいけど、MS-G2はモノクロにしたからわかりにくいかな。

遥:つるっぽい葉っぱですね。

西:それまで黒のモデルは出してなくて。というのは、冨士灯器のもう一つのブランドであるZEXUSが黒だからやりたくないというのがあって(笑)でも、めちゃくちゃ受け入れられたから、やっぱりみんな黒が好きなんやなって。

吉:G2はUSBのType-Bですけど、G3とG4はType-Cです。しかも充電しながら使えます。

遥:充電中は10%の光量になるんでしたよね。

吉:Gシリーズの問い合わせは、背面パーツだけ売ってほしいと。樹脂のパーツが折れたり、割れたりすることがあるんです。オンラインサイトで買えるようにしてあります。

遥:なぜかMS-G3、MS-G4のベルトはオンラインに無いですね。

吉:それホンマ? あ、ホンマや(笑)

遥:ごく稀にあるお問い合わせなんですけど、充電コードを差すのは下なんですけど、上を無理矢理開けようとした人がいて。

西:そんな人おらんやろ?

吉:ここにいます。ハルカです。充電しようとして上を力一杯開けて。

遥:失礼しました(笑)上部のスイッチのボタンを取ってしまって、はめようと思ってもはまらないんです。どうしたらいいでしょうか?

西:残念ながら無理です。組み立てる時には、ゴム素材のスイッチを差し込んで、前側と後ろ側パーツを超音波でガチガチにくっつけてるから、一旦外れてしまうと絶対に戻されへん。

遥:充電する際には、USBのマークがついている下側を開けるように、ご注意ください。間違っても上を開けようとしないように(笑)

萩:次のモデルについては予定あるんでしょうか?

西:ここだけの話、動いてますよ。次のヘッドランプも開発してます。でも焦ってやるよりは、じっくりかな。まだいくつかブラッシュアップさせたいところもあるし。来年かな。

吉:アパレルは新しいアイテムを開発して広げてますけど、明かりも大事にしたいですね。これまでも、これからも僕らの柱であることには変わりないですから。

遥:今日ご紹介したアイテムは、是非 milestone TERADACHOのダークルームで実際に照らして違いを確かめてみて欲しいです。スモークも焚きますので。

西:今お使いの他社製品があれば、是非持ってきて明るさや光り方の違いを比較検討してもらっていいので。

萩:購入前に実際に照らせる機会ってなかなかないですもんね。

西:それでは、今月はこの辺で。さよなら。

吉:さよなら。

遥・萩:さよなら。

 


今回はヘッドランプの現状ラインナップのおさらいとよくあるお問い合わせについて教えてもらいました。アパレルと違い、ヘッドランプには見た目だけではわからない機能があって、説明が欲しくなりますよね。紹介した「おし!マイ」の過去のアーカイブを辿ってもらうと、より掘り下げた内容が掲載されています。実際の光は、ぜひmilestone TERADACHOで。


さて、今月はBAMBI100がありましたね。完走おめでとうございます。そして完走とならなかった方も、過去最高距離走破おめでとうございます。ランニングの醍醐味は自己ベストを更新すること。体力も経験も練習環境も、掛けられる時間もコストも一人一人違うのだから、人と比べるのはナンセンス。ここまで行けたら、じゃあ次はここまで行けるかも、と積み上げていく。でもそれは暗闇の中、ひとりで自分の道を進むしかない。

だから、しんどい時は一緒に走りましょう。LIGHTING YOUR WAY.


文・構成/萩原 健

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